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●国語の点数を上げるために必要な事 ②

『学校と受験(テスト)の国語は違う?』


同じ国語であっても、中学受験・高校受験において、これほど学校の勉強とやっている事が違う科目は無いと思います。

学校の国語の成績は良いのに、塾でのテストは芳しくない(かんばしくない)。

よく聞きます。

それは、内容が全く違うものですから、起こっても不思議は無い現象なんです。


学校の国語の授業は、日本人としての教養・素養を学びます。

例えば、小学生では桜の木についての文章を読みます。これは日本人として、季節・桜という日本を代表するものに慣れ親しんでほしいという意図からです。

また、文章を通じて、

・視野を広げよう。

・価値観の多様性を学ぼう。

といったことが望まれています。

こんな見方、こんな考え方もあるんだよ!もっと自由に思考を広げてみよう!という教育です。

そのため、皆で色々な立場・視点からの考え方を議論し、より積極的に参加した子供が評価されたりします。

一方で、入試問題では「ア~エの中から最もふさわしいものを一つ選びなさい。」というように、書かれている文章を素に忠実に選ぶという作業が求められます。

思考を自由に広げてはいけません。むしろ、思考を限定していくことが問われます。

同じ科目ではありますが,やっている事・求められている事は全く違うのです。

我々塾の講師には、まずその前提を知り、そのGAPを埋める事が求められます。




 
 
 

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03-3961-1722 塾長:広沢 大

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